ぶらり散策記 【188歩】旧住友別子鉱山鉄道跡 16.05.07 住友別子鉱山鉄道（すみともべっしこうざんてつどう）は、かつて1977年（昭和52年）まで愛媛県新居浜市において鉱石輸送や旅客輸送を行っていた住友金属鉱山運営の鉱山鉄道の通称である。 山岳鉱山鉄道としては日本初として1893年（明治26年）に開業した。主に別子銅山から採掘された銅鉱石を製錬所や港湾へと輸送する役割を担ったが、1973年（昭和48年）の別子銅山閉山を見届けた後、1977年（昭和52年）1月31日限りで廃止された。 上部鉄道と下部鉄道があるが、今回は新居浜港 - 星越（ほしごえ） から 端出場（はでば）間 10.3kmの下部鉄道跡の内、政枝から端出場までの散策です。
自宅 ～ 下部鉄道跡自転車道 ～ 山根 内宮神社 ～ ～ 端出場
《 政枝から山根 》
①JRの下をくぐりスタート（政枝）	②きれいに自転車道として整備されている
③よくみると道の脇に暗渠が続く	④暗渠が立ち上がっているところは駅の模様
⑤山根のコープのところで道が いったん途切れる	⑥その先瑞応寺付近は整備されぬまま
《 山根内宮神社から端出場 》
①山根グランドの駐車場に自転車を残し ここからは山の中を徒歩で行く	②内宮神社の辺りまで住鉄跡が 伸びているので上がってみる
③参道の階段途中に妙な水路を見つけた。 水を畝に流し、ろ過するのかな	④近くにまぎれもなく住鉄跡の暗渠を発見
⑤階段途中に住鉄跡の新たなスタート点が	⑥住友金属鉱山の立ち入り禁止の立て看板 があるが、私も住友マンだしかまわず入る
⑦あまり人が入っていないのか道の多くは 青草と苔でおおわれている	⑧立て看板から、あの暗渠はどうやら 水路のようである
⑨ 途中切り立った岩の間を行く	⑩道の緑が鮮やかです。
⑪途中２か所短いトンネルがある	⑫崩落せぬよう 補強されている
⑬途中に駅のプラットフォームがあった	⑭古い橋が架かっているが崩れないか 注意しながらゆっくり渡る
⑮何かを支える柱が連なっているが、 上には何も残っていない。	⑯約１時間強で端出場（マイントピア別子） に到着したが、なんと進入禁止の 頑強な檻で遮断されていた。
ここで引き返すわけにもいかず思案しましたが、結論から言うと通り抜けに 成功しました。但し、その方法はここでは公開するわけにはいかないでしょう。 《 途中で見かけた草花や苔 》

---

《 マイントピア別子 》

マイントピア別子の庭園で、 しゃくやくが見ごろでした。 新しくなった温泉『天空の湯』で汗を流し下山しました。