コンサート情報

2008.10.25（土）　慶応義塾大学医学部管弦楽団　　　第３２回定期演奏会 　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　　★★★★★ 2008年10月25日(土) 18:30開演 ティアラこうとう大ホール 指揮：鎌田　由紀夫 ドヴォルザーク 序曲「オセロ」作品９３ チャイコフスキー バレー組曲 「くるみ割り人形」作品７１ａ シベリウス　交響曲１番 ホ短調 作品３９ 入場料：無料 「ティアラこうとう」 ツインタワーとの光の共演が印象的 道路を渡ったところにある猿江恩賜公園 に目を向けると木立が湖面に映り．．． ドヴォルザーク：序曲「オセロ」 　出だしの弦のｐｐの音が厚みを伴って滑り出した.... 　素晴らしいにつきる。 チャイコフスキー：バレー組曲「くるみ割り人形」 　一瞬プロの演奏かと思わせるような場面が随所にある。　コールアングレ・フルートなど滅茶苦茶うまい！！ シベリウス 交響曲第１番 　これぞシベリウス！！ 　難しい曲ですが、完璧なまでに理解し演じきっている感じ。シベリウス独特の弦楽器が低い音で全体をリードしきっている。金管楽器のよくチューニングされたアンサンブルで、ティンパニもよく頑張った。ホルンが唯一一部苦戦してましたが、全体のけん引力の中ですべてカバーしていました．．．ほぼ満点！！ 慶応義塾大学医学部管弦楽団．．． 　慶応義塾大学医学部主体に全学部及び白百合女子大学・上智大学・聖心女子大学・東京女子大学・日本歯科大学・日本赤十字看護大学が加わっています。しかし、大学のオーケストラでここまでの演奏ができるものでしょうか？一流ですね。またよく練習してていることがそのアンサンブルや体の動きからわかります。演奏者の顔からも”やり遂げた”充実感が伝わってきました。素晴らしい演奏でした。脱帽です、まいりました。 最後のアンコールで思い思いのかざりをつけて少し遊びを入れたり、舞台での意表を突く楽器交替など、自分たち自身が楽しんでやっていることが、見ている方も楽しくさせてくれます。大学の活動らしいユーモアに溢れ最高の演奏会でした。